海辺の空き家で静かに暮らす

和歌山で海・空・音を感じながら田舎暮らし

11月上・中旬の配達

4時半。夢から覚める。

虫の鳴き声が少し。潮騒が聴こえる。

どこまで歩いても目的地には辿り着けない。そんな夢を見ていた。


「ゴーーーーーー・・・・・」

「ザザーーーーー・・・・・」


夜明け前の暗闇と静寂。

他に音がないからこそ、波音が鮮明に聴こえる。

・・・・。

横になってその音を聴いていると、どこか深い海の中で自分が漂っている。そんな感覚になってくる。

磯の岩に水がぶつかる荒々しい音。優しい音ではない。

だけど海にはどこか母性とういうのか、包み込まれるような何かをいつも感じる。

・・・・・・。

「ゴーーーーーー・・・・・」

「ザザーーーーー・・・・・」

・・・・・・・・。

・・・・・。



あの夢・・・。

通り過ぎて行く人。すれ違う人。

歩いても、歩いても目的の場所へは行けなかった。

きっと向かう場所が間違っていたんだと思う。だからいつまでも前に進めず彷徨っていた。

だけど、どうすればよかったのだろう。そもそも、向かう場所はあったのだろうか。


「ゴーーーーーー・・・・・」

「ザザーーーーー・・・・・」


横になって、ただ波の音を聴く。

海を漂う・・。

・・・・、・・・、

・・・。


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6時起床。

最近花粉症のような症状が出てきて早朝うなされることが多くなってきた。

弁当を用意し、郵便局へ。

道順を組み、出発。

秋晴れの空の下、江住・里野の町並みを走る。

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イチョウは色づき、桜は葉を散らした。

ススキの中で忘れ去られた柿が枝をしならせ、佇んでいる。

軒下には干柿。赤い実が秋の青空に冴える。



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配達が終わる。

見老津へ。

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今の時期、見老津の町は赤く、暮れていく。


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帰宅。

夕食。虫の鳴き声はもう数匹だけ。静かな夜。

季節は冬に向かっている。

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