海辺の空き家で静かに暮らす

和歌山で海・空・音を感じながら田舎暮らし

ニイニイゼミが鳴き始める

一昨日、郵便物が局に大量に届いた。この荷物はサインが必要なので時間がかかる。

「という訳なので、君は昼、郵便局には帰ってこないで山でお弁当を食べてそのまま配達を続けて。」

と言われる。一日山の中で配達・・・。楽しみ。

普段は見ない大量の荷物。絶対に紛失してはいけない荷物なので数を確実に数えて持ち出す。

荷物を積んで、弁当積んで、出発に関わる登録して・・・。諸々、準備。

するのだけども何だかこの時やけにそわそわする。峠を越えて始めの配達先に着くまで数十分かかる。なので目的地についてから忘れ物に気付くともの凄いロスになる。

・・・・。

忘れ物はない。大丈夫だ。出発!

黙々と配達・・・。

食事休憩。今日は初の配達途中で。

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落ち着く・・・。できる事なら毎日局に帰らず配達先で食べたい。

どこで食事とろうかなーと昨日からワクワクしていた。

大学の頃を思い出す。休みの日は毎回バイオリンと弁当を持って公園でお昼にしていた。

山の緑と自然の音だけの中で食事。あの頃の感覚が蘇ってくる。

耳を澄ますとカジカガエル、ホトトギスが鳴いている。

そしてニイニイゼミも。数日前から鳴き始めている。

この蝉は梅雨の晴れ間に「シーーーー・・・・・」と静かに鳴く。

そして、「夏が来てますよー。」と教えてくれる。


あの夏の景色が浮かんでくる。

青いサンゴの海、入道雲。体を通り抜ける風・・・。

夏が近づいている・・・。

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この蝉はどこにでもいるのでブログを見ている人も意識的に探してみて欲しい。街中でも木の多い公園では今の時期から聞く事ができるはず。


_________


食事をとって一休憩したら再度配達。山の中、カブを走らせる。

この荷物は誰もが確実に必要とするものだ。そしてそれを届ける。その意味でこの仕事は確実に意味があると思う。
ただ、自分の場合は仕事の意味・必要性とかもそうだけどそれら関係なしにこの田舎道を走りたい。空や季節の移り変わりを感じたい。

・・・・・。

最後の家まで配りきった。局へ帰る。

配達証が何十枚とあるので、計算通りの数になっているか確認。

1、2、3、・・・・・・・、

もし数が足りなかったらエライこっちゃなので緊張する。

81、82、・・・・・。

あれ?足りない?・・・・ドキッとする。

一から数えなおす・・・。

1、2、3、・・・・・、80、・・・。

あと数枚、あの数になるか・・・・。

・・・・。なった。始めは数え間違えていたみたいだ。うーむ・・・。

「慣れれば数合わせなんて全然緊張しないよ。」と言っていたが自分はまだまだ初心者みたいだ。

仕事が終わる。家までの海岸線の道を走る。
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風呂釜に火をつけあの丘へ。

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今日は一日、山の中を走った。山と空を十分に感じた。

一人の静かな一日だった。

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