海辺の空き家で静かに暮らす

和歌山で海・空・音を感じながら田舎暮らし

6月下旬の配達

昨夜から暴風雨が続いている。

道順を組んで出発。高速道路の入り口には警備員。高速はどうやら通行止めみたいだ。

峠道を走る。道路脇の至る所で滝ができている。道路が水浸しになっていて危ない。

峠を抜けて川に出る。茶色に濁りきった水。大きな木がどんどん流されている。あの家はもう少しで浸かりそうだ。川沿いの畑は一部川と同化している。

凄いパワー、迫力。いつも見ているあの川が一日でこうなるなんて。こんな簡単にここまで増水するのか。

途中、山の谷が川となり道路を横断している。岩や砂利、丸太が道に転がっている。
普段は道路脇にあるただの谷が雨になると川になるなんて・・。

驚きながらも配達していく。

行く先々で「こんな日にバイクで配達しなくてもええんとちゃうか。」という事をいわれる。

県道をそれて奥の集落へ。

集落の中心を通る県道は割と普通に走れる所が多いのだが山の脇に入っていく道はそうでもない。道路脇の斜面に小さな滝ができていて、その水が道路へ流れて道路もちょっとした小川みたいになっている。うっかり滑って荷物をびしょびしょにしてしまったら洒落にならないので慎重に走る。奥へ奥へ。

途中、クロネコさんとすれ違う。この先は土砂で配達出来ないと教えてくれる。

奥へ進む。パトカーが停まっている。その先に土砂。これは通れない。

「無理して配達して事故するのが一番あかん。」と出発前に何度も言われていたので引き返す。次の配達区へ。

山の配達が終わる。

帰り道、峠を登る。登りきった所で雲の中に入る。辺りは霧で真っ白。何本もの木のシルエットと白い世界。
こんな日にこういう事を感じるのは呑気かもしれないが、この景色はやはり幻想的で美しい。

帰り道は岩や丸太などがなくなっていた。後から聞いたのだけど、地元の土建屋さんがブルドーザーで清掃したらしい。仕事の早さに驚く。台風が来たらもっと道が荒れるのだろうか?と思ったりもしたがここまで川の水位が上がったり、配達出来ない場所が出たりするのは中々ないらしい。

午後は海。海側は取り立てて変化はなかった。小雨の中いつも通りに配達。

帰宅。風呂釜に火をつける。徐々に青空が見え始めている。あの丘へ。

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今日は配達が終わった後やけに疲れを感じた。危ない道が多かったので気を張っていたんだと思う。

季節の変化や自然を思いっきり感じられる場所に住みたい、そういう仕事をしたい。
そう思えば思う程自然の怖さを感じる事も多くなるんだろうな思う。

あらためてそう感じる事ができただけでも今日は貴重な体験ができたんじゃないかと思う。
何度もこういう配達をすると嫌になるかもしれないが・・・。

風呂に入って夕食をとり、明かりを消して横になる。

久しぶりに海が唸っている。

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