海辺の空き家で静かに暮らす

和歌山、串本で海・空・音を感じながら田舎暮らし

経歴11(大学四年後期)

ここを出て行く前にここへ至った経緯を書ききっておきます。


これまでの過程

大学4年時、就活は自分には向いていないと感じたので辞める。田舎でお金を使わず自給自足をするような生活。それが実現可能なのか知るため、それに近い生活を送っている人達に会う旅に出る。その後、神奈川から熊本まで20箇所程度の移住者さんのところへ訪問。卒業後田舎暮らしをする場所を見つけたので大学に帰る。







神奈川から熊本の旅を通して
「田舎でお金をかけず静かに暮らす術を知る。またその生活を実践できる場所・家を見つける。」
二つの目的を果たしました。そして4年後期は大学に戻ります。

周りの人達は就職が決まっている。友人は市役所に就職した。僕は今後、天草でどういう生活を送るようになるのだろう?そんな事を考えながら日々を過ごしていました。
この時期は今後の生活の参考にと色々な本を読みました。
pha、坂口恭平、中島義道、加村一馬などなど・・・。

ネット上でも自分と似ていて、かつ自分の思い描く生活を送っている人がいないかよく探していました。
ぼちぼちバイトしながら、海辺の空き家で静かに暮らしている人・・・。

田舎で本気の自給自足でもなく、
妻や子供と暮らす自営業の人達でもなく、
仲間と共同生活を送っている人達でもなく・・。

あくまで一人。手に職もないような・・・。





・・・・・。

「海辺」「空き家」「バイトしながら静かな生活」etc・・・。

検索するもそんな生活をしているブログは出て来ない。
自分は海辺の空き家を安く借りてぼちぼちバイトしながら一人静かに暮らしたいと思っている。同じような事を考える人間が他にもいると思ったのだけど・・・。意外といないな・・・。

もっと他の生活はできないものだろうか。そもそも家がないと生活出来ないのだろうか?
原付でリヤカーを引いてそこで生活して短期バイトとかもありではないか?

そんな事を考えながらその方法をネットで検索・・・・。
原付、リヤカー・・・・。

あ、あった。やっぱりネットにはリヤカーでその日暮らしを試みる人もいるんだなぁ。
なになに、モバイルBライフ号?
10万円の小屋で生活?

ここで小屋を一人で建てて生活している寝太郎さんのブログを知りました。
ブログを一通り読んで印象的だったのは、「他人が私生活に介在してしまうのが嫌だから少ないお金で小屋暮らしをはじめた。」という事でした。

自分はなぜ海辺で一人静かに暮らしたいのだろうかと考えた時、最も大きな理由は「人との関わりにはどこか違和感を感じ続けてきた。」からです。

だからこそ自分が本当に求めていたのは人との関わりがない生活であって、天草で空き家を紹介してもらい、その人達と関わりながら暮らす事ではありませんでした。

ただ、「完全に一人の生活を送りたい」という考えは経験と共に変化していくようにも感じていました。決められた道を歩む必要がなくなった今は色々試す時期で、この考え方も一時的なもの・・・。というか思考や思想はそもそも不変ではない・・。そんな風に。
なので、その不変ではない思考・感覚の為に処分しずらい不動産を購入し小屋を建てるのは違和感を感じました。

実際「一人の、シンプルで支出の少ない生活を送りたい」=「小屋で暮らす」にはならないと思います。小屋暮らしはその人自身が小屋をアイデンティティの一部として感じているとか、小屋暮らしを趣味として捉えていないと実践すべきではないし、そもそも実践しようとは思えないと思います。

「自分は人との関わりに違和感を今までの人生で感じてきた。だからこそ一度完全に一人の生活を送ってみたい。」「だけどその考えに対しては流動的でありたい。」その結果浮かんできた考えが人の寄り付かないような海岸でテントを張って生活してみようという事でした。そんな海岸だったらテント暮らしをしていても文句もいわれないだろうと思いましたし、それこそ本当に一人の自分だけの生活を海辺で実践出来るように感じたのです。

その結果僕は天草に行かず、テント生活をする場所を串本で見つけました。
以後は皆さんも知っているテント生活のお話に続きます。



あの時「原付 リヤカー」で検索していなかったら今、自分は串本にいなかったと思います。
これが僕が串本に至るまでの流れです。ここを出て行く前にここに至った経緯をちゃんと書く事ができてよかったなと思います。

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