海辺の空き家で静かに暮らす

和歌山で海・空・音を感じながら田舎暮らし

経歴9(4年前期、神奈川〜和歌山へ)

前回のはこちら


自分は到底企業向けの自己PRや志望動機なんてものは書けない。そんなものを本気で考えたら嘘ばかりつく事になる。
今まで多くの人が歩む道を表面上は進んできたけど今後はもう無理だ。僕は自分を周囲に合わせながら生きていくのは苦手なタイプの人間だ。であるならば世間から距離を置いて自分の好きな海・音楽・夕日などを感じながら徹底的に節約した生活を送っていくような暮らししか僕にはない。

殆ど家賃がないような家で自給自足をするような生活。それは実現可能なのだろうか?
とにかくそれに近い生活を送っている人達に会って可能かどうか見極めよう。同時にもしそれが可能なら住む家も今のうちに見つけなければ。

卒論を除き大学の単位はとれていました。なので普通の大学生が就活をしている4年前期から後期が始まるまで休学中に知ったwwoofというサイトや人の紹介などを通して小規模有機農業やその他の生業で生計を立てている移住者さんの所に宿泊しながらの旅を始めます。確か、20箇所位、原付に乗って神奈川から熊本まで本当に多くの所に訪問しました。同時に空き家探しもしました。

以降は回った所の簡単な説明と写真、印象に残った事を書いてきます。こんな所に言った、そしてこう感じたと羅列的に書いていくので面白味はあまりないかもしれません。


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相模原を出発してまず静岡に行きました。

古民家で電気・ガス・水道を使わずに生活している家庭に。
夜は蝋燭、燃料は薪、水は沢水。徹底した生活でした。こんな家族が日本にいるんだなぁとインパクトが強かったです。
収入は自然農法で育てた野菜の販売やみそ作りなどの体験学習でした。

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僕が一人で質素にお金を使わない生活を送りたいと言うとそこの旦那さんが

「一人で自給自足的な生活を送るのはそれ程ハードルは高くはない。それに人が生きていくのに必要なお金は実はそれほど多くはない。」

「だけど、一人は寂しいよ。」

と言っていたのを覚えています。



次は山梨に。個人で有機野菜を個別宅配している方の所へ。

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その後長野の山奥で数日野宿。

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途中山間の秘境の村を抜けて、(こういう山の斜面に集落があると「こんな所でも生活出来るんだ!」ってなって興奮します)

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猫と暮らしながら養蜂を軸に無農薬、無化学肥料の米・野菜・木工で生計をたてている夫婦の所へ。

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旦那さんは現在の社会に持続可能性がないように感じ循環的な生活を求めここに。今の生活は工夫する事がいくらでもあり楽しく、どんどん自分高めていきたいと言っていた。

今後、自分はどう生きていくか模索していると話した時、

「うまく生きるには自分に対して素直にならなければならない。自分に言い訳してやりたくない事をやっていても無理が生じる。だけど自分が素直に生きているのか騙しているのかは他人にも自分にもわからない。それを見極める指標として自分の健康状態や今自分がしている事は楽しいのか?というのは結構参考になる。」

「素直に生きると不安になる事が多いと思う。また行き詰まる事もあるだろう。だけどそこから初めて色々な工夫が思いつくだろうし、失敗してもその失敗を通して初めて次の段階に進む事ができる。」

という言葉が印象に残っています。



その後、自給自足的な生活をしながら卵を販売している夫婦の所へ。

奥さんは大学卒業後は普通に企業に就職。しかし会社勤めは性に合わず辞め、その後外国を10年間放浪。

「安宿で毎日特に何もしないような生活を送っていた。当時を振り返ったらその時その時は楽しかったけど、常に居場所がない事を感じていて満たされない感覚があった。また色々な所に行ったが得た物は何もなかった。」

「居場所がなければ満たされない。どこにいっても得るものは何もない。」

その言葉が印象に残っています。この方からはどこか自分と似た何かを感じました。

その後岐阜や愛知の小規模有機農家さんの所を訪問。三重で野宿。

丸山千枚田を抜けて

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和歌山、串本町へ。

串本の海や景色、環境が好きで移住し、音楽と畑を楽しむ生活を送っている方の所へ。

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とにかく明るく人に対して壁を作らない方でした。ここの方とは今も関わりがあって、定期的にこの方の音楽イベントで演奏に参加しています。ただ、大学卒業後テント生活をここで始めたのはこの頃の旅とは関係がありません。この時期は荒船海岸の存在も知りませんでした。

その後移住者が多く集まる和歌山の色川で有機農業をしている夫婦の所へ。

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ここでは鶏を捌く方法・手順を教えてもらいました。

鶏をさばく過程1
鶏をさばく過程2
鶏をさばく過程3

その後和歌山の本宮で夫婦と子供四人で電気ガス水道を使わない生活を送っていた方の所へ。

この時、廃校に色々な人が集まっている教育学舎にも行きました。

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